【中間報告】畑から茶室、そして講談へ。共生進化ネット“リアル体験型プロジェクト”

開催日2025年6月21日
コメンテーター稲本 正

「共生進化ネット」は、配信だけで終わらない。
いま、このプロジェクトは“体験する文化活動”へと進化しています。

今回は後半の中間報告として、これまでの配信内容と、これから始まるリアルイベントの全貌をお伝えします。

これまでの歩みと、次のステージへ

これまでに、

  • 山極 壽一さん
  • 田中 優子さん
  • 小俣 億学さん

という3名のゲストを迎え、各回4回ずつの配信を行ってきました。

そして次はいよいよ神田香織さんの回へ―
その前に、私たちは“実際に参加できるイベント”を用意しています。

6月29日|土に触れる「じゃがいも掘り」体験

最初のイベントは、
6月29日・農天氣でのじゃがいも掘り

定員は30名限定。
すでに締め切り間近です。

農業は、やってみて初めて分かる大変さがあります。
特にこの時期は、土が良いためじゃがいもが次々と出てきますが、

  • 洗う
  • 選別する
  • 出荷する

この作業が想像以上に大変。

今回はその作業を“手伝う側”として参加し、さらに無農薬の新じゃがを持ち帰ることができます。

「土から育った野菜は、こんなにも美味しいのか」
―その感覚を、ぜひ味わってほしいと思っています。

7月5日|お茶と江戸の歴史を巡る“サステナブル街道”

次のイベントは7月5日
テーマは「お茶」と「日本文化」。

集合は新宿御苑・大木の前(14時)

江戸時代、お茶は
「茶壺街道」を通って江戸に運ばれ、玉川上水の水で点てられていました。

このイベントでは、

  • 内藤新宿の歴史
  • 玉川上水の役割
  • 茶文化の背景

をたどりながら、
新宿という街で日本文化を再発見します。

キーワードは『茶の本』

参考にするのは、岡倉天心の名著『茶の本』。

この本は、日本文化を英語で世界に発信した先駆的な作品です。
私自身、今回あらためて読み直しましたが、

  • 日本の美意識
  • 文化の本質
  • 世界との向き合い方

が、驚くほど鋭く描かれています。

写真・茶会・茶筅ちゃせんづくりの“本物体験”

当日は、

📸 エバレット・ブラウンさんの写真

岡倉天心ゆかりの六角堂で、
日の出前に撮影された貴重な作品を紹介。

🍵 お茶を点てるのは永江宗杏ながえそうあんさん

裏千家で修行中の若手茶人。
カナダと日本のハーフで、本格的な茶道を学んでいます。

🪵 茶筅職人・谷村丹後たにむらたんごさんの実演

今や貴重な茶筅づくりの工程を、目の前で見られる特別な機会です。
これは“観光”ではなく、文化を体験する時間です。

次のゲスト|講談師・神田香織さん

次回の配信ゲストは、
講談師の神田香織さん

私の物理学の師匠・武谷三男氏のご縁もあり、個人的にも深いつながりのある方です。
神田さんは、比較的遅い時期から講談を学び、伝統を守りつつも新しい講談の形を切り拓いてきました。

特に有名なのが――
『はだしのゲン』の講談化です。

8月9日|“語り”で考える戦争と平和

8月9日には、神田香織さんの公演を現地で鑑賞します。

さらにこの日は、

  • シベリア抑留の体験談
  • 100歳の証言者・西倉さんの語り

を通して、戦争と平和を考える会も開催予定です。

稲本の父もシベリア抑留を経験しています。
体験者が語れる時間は、もう多く残されていません。

「聞けるうちに、聞く」
それもまた、文化の継承だと思っています。


共生進化ネットは“体験型文化プロジェクト”へ

これからの共生進化ネットは、

  • 配信
  • 体験イベント
  • 歴史・文化・平和の学び

を組み合わせた、リアルに参加できる文化プロジェクトへ進化していきます。

次回の神田香織さんの回では、

  • 師弟関係の話
  • 人生の選択
  • 表現の意味

についても深く掘り下げます。


まとめ

畑で土に触れ、
茶室で文化を学び、
講談で歴史を知る。

共生進化ネットは、
「知る」だけでなく
“体感する”文化活動を続けていきます。

次の一歩も、ぜひ一緒に体験してください。